
- トイレをもらしてしまうことを防ぐには、定期的に声をかけトイレに行く習慣をつけ、トイレに行きたいサインを見逃さないことが大切です。
- トイレに行ったけれどなかなか出ない場合は、前傾姿勢になるように気をつけてみてください。

- 高齢者は早く歩くことが困難なため、寝室とトイレの距離を近くし、手すりの設置や歩行器の利用もオススメです。
- 排泄の時間を記録しておくと、リズムがつかめて介護がしやすくなります。
- 入浴前にはトイレに行く習慣をつけておくと入浴中の排泄を防ぐことができます。

- オムツのパットをあてるときにギャザーがつぶれていないかチェックしてください。ギャザーの内側にパットを納めると漏れずにすみます。
- オムツの取替え時には、十分に水分をふき取ってから新しいオムツをつけてあげてください。蒸れてしまうと皮膚がかぶれたり、手で触ってオムツがズレる原因になります。

- 陰部洗浄はしすぎると皮膚トラブルになります。基本的には陰部洗浄は1日一回と心得てください。
- 排尿の際は蒸しタオルでふき取りましょう。
- 排便、オムツ漏れは石鹸を使って洗浄してください。

- 通気性の少ない衣類だと床ずれの原因になります。そうならないためにも汗をよく吸収してくれるような吸収性の高い衣類を着させてあげましょう。
- 着脱しやすい衣類だと、お風呂やトイレに行くのに便利になります。介護用の衣類なども売られているので試してみるのもいいかもしれません。

- 入院中は車椅子のレンタルはできないことになっています。
- 入院中にレンタルされたい場合は、レンタル会社や専属の介護サービス会社にご相談下さい。

- だんだん体力が落ちて座る回数が増えているときなどは、杖の利用がおすすめです。足が悪くなくとも、杖があると足腰がサポートされ、非常に助かります。
- 杖でサポートしながら楽しく歩行できれば、外出意欲もわき、大変効果的です。

- 食欲が落ちてきたら、好物を入れてあげたり、食欲の出るような見た目・彩り・盛り付け・食器に工夫しましょう。
- 一人で食事させるのではなく、できるだけ皆で一緒に食事を食べると食事の時間を楽しめるようになってきます。

- なかなか水分を取ってくれないときは、飲料だけでなく、ゼリーや果物などで水分補給しましょう。
- 頑固になってしまっているときは、近くにこっそり飲料などを置いておくと誰もいないときに飲んでくれることがあります。

- 食べこぼしで悩んでおられるなら、歌を歌うことがオススメです。歌うことで口の体操になり、口の筋肉が鍛えられます。
- 掴みやすいスプーン・フォーク、こぼれにくい食器を使用するのも食べこぼし対策になります。

- なんでもかんでもお手伝いしすぎるとだんだんワガママになって自分で何もしなくなってしまいます。自立の妨げになってしまうので手伝いすぎに注意してください。

- 介護保健サービス利用の方は「住宅改修サービス」を利用できます。負担額1割でリフォーム可能ですので段差を無くしたりスロープをつけたいと考えている方にはオススメです。
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